2019年4月28日

日常

日常

押しピン

今…私の横で一つの命が終ろうとしている。

成平…当たり前のように一発変換できる。『ニートと童貞・処女の里』の住人にして、この世に約2000匹近い子供を残したお母さんである。

私が彼女を連れ帰ったのが、2012年の5月なので約7年間を共に過ごした。

当たり前の話、初めてのウーパールーパー飼育であったので彼女に起こった様々な結果から沢山の事を教えていただいた。

私は罪人です。

私が適切な処置を取れていれば、成平はまだまだ生きる事が出来た。それは間違いありません。

池袋で上級国民に家族を殺された父親のインタビューで「少しでもこの事実が広まり老人の車の運転を控える動きがあれば妻と娘の命も報われる」とあった。

そんなわけがない。報われる訳がない。どれだけ心強く持ってもそんな言葉は出てこない。上級国民に対する果てのない殺意だけで頭が沸騰してしまうだろう。

故に…私はコレから成平の沢山の子供たちにそう思われながら生活していく事になる。綺麗事など通用しない。

それでもだ…この馬鹿を反面教師として憎しむ事で強くなってほしいと願う。この馬鹿の過ちが世界に広まり、独りでも多くの馬鹿が救われればと思う。そうする事で、成平に、子供たちに懺悔しようと思う。

許されたいからではない苦しみを背負う事で、誰かの苦しみが少なくなる事を祈り。

ごめんなさい。情けない経営者で。

 

はてさて

彼女の容体が激変したのは昨晩(2019年4月26日)である。

3日前(2019年4月24日)の朝に成平のウンコを確認。思えばこの時から内容物の消化が綺麗に進んでおらず、食べた物(子供達)の形が残っていたのだが、特に気にすることなくウンコを回収。

2日前(2019年4月25日)の夜に久しぶりに配合飼料を与える。同居のオナモミと共に適量を完食。餌を完食した事から前日の未消化問題など頭から飛んでいた。

しかし…昨晩(AM2時)水槽を確認すると前日に食べたはずの餌が全て水槽内を漂っていた。昨晩の帰宅時(PM7時)水槽を確認した時には何の異常もなかったので、この5時間に。

すぐさま2匹の状態を確認すると成平が脱腸している事に気づく。脱腸自体が初めての経験だったので、すぐさまネットで調べて対策をうとおとするも「両生類に脱腸は珍しくない」との記述。特に産卵後は。

成平は今年も400匹の子供を産み、4月の頭にも産卵していた事から取りあえず経過観察と思い、吐き出した餌のみ回収し就寝(AM3時)。

今朝出社前(AM7時)飛び出した腸の膨らみが減った事から、良好と判断し経過観察を続行。

所が帰宅(PM6時)し、急いで成平の状態を確認したところ、体全体に炎症が発生し、既に足は壊死。腸の内容物が全て無くなり、薄い皮と内臓(おそらく肝臓)が体外に出ていた。ウパは今際になぜか体が赤く変色する場合(内出血?免疫低下で細菌感染を起こす?)が経験上分かっていたため、この時点で手遅れを自覚。

二次感染の危険性がないわけではないので成平を水槽から除外、すぐさま飼育水の半分交換を行う。幸い現状オナモミに異常はない。明日時間を見てもう半分と濾材も清掃する予定。

これだけ弱っている状態で別の環境に移すなど、地獄の所業。わかってはいたが成平の容体は目に見えて悪化していく。正直見ていられなかった。

そして先ほど(AM2時)状態を確認したところ、既にヘソ天の姿で僅かに鰓が動いているだけとなっていた。朝までは持たないだろう。数日前まで何の異常もなく泳いでいたのにだ…。

 

時系列で書くとこれが成平の最後である。

死因自体は腸の内容物が全くなくなっていることから、脱腸によって体外に出た腸が損傷。そこから細菌感染したと思われるが、それ以前の問題として、ここ数日の急激な温度変化で体調が弱っていた(糞の未消化)を確認していたにもかかわらず、追いで餌を与えて腸を圧迫し、脱腸させてしまった事が誤り。

更に脱腸を簡単な物と考え、飼育水の交換を怠った事。目に見える物なら何でも噛みつくウパの習性を知りながらオナモミと同居させたままにした事。この二点が最大の問題点だったのではと考えている。

専門家ではないので、あくまで推測でしかないが、素人的に考えてもコレらの問題はあると思う。ただ…それを追われる日常の中で冷静にこなしていく事は非常に難しい。絶えず心にとめておかなければいけない。いやはや…面目ない限りである。

私はコレまで数えきれない命を奪ってきた。

そして7年生きた同居人を殺しても尚…また生き物を求め、殺し続けるだろう。

残酷だと思う。

話は変わるが、僕は動水族館が気が狂うほど好きである。でも動水族館の生き物に対して美しいとか可愛いとは思わない。オレが動水族館に行くのは奴隷市や博物館に行く感覚である。

生き物が大好きだからこそ本来の環境で見て尊いのだ。例えば…轢死体があり、害獣被害で殺されて、それでも家族で里山に降りてきて餌を食べるタヌキがオレは好きなんだ。

愛猫は大切だが、家猫を可愛いとは思わない。野良猫は愛おしいけど、餌を与えようなど思わない。保護しようなど考えない。殺処分には大賛成である。それでも猫が好きなんだ。

エゴである。ただエゴを押し付ける事もエゴである。

牛肉大好き、鶏を殺したい。イルカだって食べてみたい。何なら愛する彼女を味噌で炒めたい。

その逆がいても同じだと僕は考えている。

命を失う事にコレほども心を痛めるのに、命を求める事に何よりも炎を燃やす。

文章にしてみると尚も色濃くわかるが、私は…おそらく多分…気違いだと思う。

明日…おそらく朝一で墓標を刻み、痛んでいる可能性のある水槽全ての水替えをした後…数数えきれない野菜を植えます。夏に美味しい実りを頂くために。それもまた命を作り、命を刈り取る行為以外何物でもない。

冷静に考えれば考えるほど、人間は病気かもしれない。いや病気だと思う。

ただ…そうやって人間は生きてきた。そうやって人間は生きていく。

オレさ…シーシェパとかの考えの方が正しいと思う。だけど、その観点で行くのなら辿り着くのは死以外ない。

人民寺院に思いを馳せろ。本当に動植物の悲しみを讃えるのなら今すぐ死ね。もしくは殺せ、ジェノサイドだ。そして自死しろ。オレのように好き好んで十字架を背負う必要はないが、生きて行く事は絶対に命の重みを踏み潰してだ。それすらわからない奴が説く論理に誰が耳を傾けるんでしょうね。

…成平の追悼だったのについつい思いが爆発してしまう。

…黙っていられるほど精神状態穏やかではない。

でももう黙るよ。アナタとの思い出を振り返るよ。

……ごめんなさい。

オレのようなゴミクズの元にやって来て辛かったな…。お前もまたご苦労が絶えなかったな。謝罪しなければいけないはずなのに、最後までありがとう以外の言葉が見つからない。

こんなエゴの塊みたいな同居人ですいませんでした。

この人生はダメだった。だからきっと来世では報われるよ。

また…近い内に逢おう。その時は散々愚痴…聞くよ。お酒も奢るよ。

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