押しピン

ふと空を見上げるとそこには雲があった。

あの日の空にも雲があり、今日の空にも雲がある。

そんな時にだけ気づく、今があの頃の延長線上にあるのだと。

何をやっているんだろうな?僕は。

ココは僕が立っていていい場所ではない。ココに立つぐらいなら死を選ぶと決めていた。

ダラダラと生きてきた結果がこれなのか?否。ダラダラと生きてしまったからこうなったのだ。

今日ついに言われてしまった。

「その歳になってそれなの?」と。

 

はてさて

先日、とある会社の社長室で仕事をしていたのだが、その部屋の壁に山本五十六の言葉がかかっていた。

「やってみせ 言って聞かせて させて見せ ほめてやらねば 人は動かじ」

うん。グーの音も出ないド正論。曲がりなりもある時期は指導者の立場になるオレもこの言葉を心に刻んで教えている。まぁ…その後で酒飲んでうんこ漏らして踊っている姿を見られているんだから一ミクロンの説得力もない私ですが…。

ただね、僕はそのうんこ漏らして踊っている姿が大切なんじゃないかと最近思う。

山本五十六の言葉は間違いない。ただ、僕は山本五十六について何も知らない。言葉だけを知っている人間である。故に本当の意味を知らずにあまり使うべきではないと思っている。

なぜなら三波春夫の「お客様は神様」と同じニュアンスを感じるからだ。

何というかな…心意気は「やってみせ 言って聞かせて させて見せ ほめてやらねば 人は動かじ」で良いと思う。だけど、それを周囲が感じてしまったり、それを権力の元に強制してしまったら何の意味もない。

どんな素晴らしい言葉だって、結局的にはそれを使う人間の人柄に表れている。

オレ様は立派な教育をしているんだぜ~って、人の言葉や行動に誰が慕うというのだろう?

わかりやすく書き換えてみた。

「やってみせてやる わざわざ説明してやる どうせできないと思うがやってみれば まぁ仕方ない 明日までにやっとけ」

あの立派な言葉が、急にブラック企業の上司の口癖に早変わり。

同様に本田宗一郎とか松下幸之助を支持する人は多いが、彼らに憧れる人間は断言できる。絶対に糞ゴミだと。手塚治虫とか藤子不二雄。宮崎駿や黒澤明。ダヴィンもアインシュタインもそうだ。全員サイコパスの気違い。だけどね…彼らの言葉は人に刺さるし、僕は大好きだ。

オリジナルなんだ。まがい物じゃないんだ。その人だからその言葉をつかえた。その人だから人が付いてきた。それだけの話。

昔…オレが尊敬する社長がいた。

今は脱税で夜逃げしたが、本当に最高の社長だった。金は払わない。仕事はしない(出来ない)。教えてくれたのは車の運転と風俗についてだけ。だけど、楽しかった。あの人のためにサービス残業するのは喜んでだった。

そういう事なのよ…。

はぁ…志高い立派な社長様方。

背後には気を付けていた方がいい。いつ殴り飛ばされるかわかりませんよ。

逆を言えば…『未経験可 丁寧に指導します』なんて言葉を使える段階で正気ではない。

我々に残された道は背後から殴り飛ばす覚悟の方なのかもしれない。

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目安箱

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