押しピン

こんなご時勢にメールでやり取りをしている人がいる。

私はこんな時代にブログを書いている人間である。LINEでやり取りが出来たとしても、メールでやり取りする方が心地よい人間です。

俳句も嫌いじゃない。だけど、意味のわからない脱線しまくりの文面も嫌いじゃない。むしろこのブログなんて20割後者によって書かれている。

そんなわけでその人ととの数日に一度のメールのやり取りは、割と楽しみになっている。

その内容は当たり障りの無い内容。一日の機微だったり、昔の思い出だったり様々。先日の夜、ライブを終えたオレは興奮の余り、ブログを書くだけでなく、実はメールも書いていた。

んで、それ以来ちょっとライブ(音楽)の話が続いている。話を振ったのはオレだし、音楽の話は大好きなので、多分10万字の本文を認めて送りつけることも容易い。だけど、オレと音楽の話をした事がある人(おそらくこのブログの読者)ならわかるだろうけど…絶対にケンカになる。

その原因はおそらく、オレが物凄く排他的なためだろう。自分な好きなものは宗教的に好きだが、嫌いな物は生ゴミよりも興味が無い。あと、音楽が好きっと言っておきながら、その実はそのメンバーがカッコいい(可愛い)から好きって言う意味のわからない価値観を全力で排除していくスタンスを取っているからだ。

楽しみ方は人それぞれで良い。だけど、その領分を侵そうとしてくる輩には立ち向かわなければいけない。コレは私が背負いし業である。

そんなわけで、取り合えず正直な文面を書いては見たものの、果たしてそれで良かったのだろうか…?

コミュ症は本当に難儀な生き物です。

 

はてさて

そんなわけで改めて僕の音楽史を振り返ってみる。

僕が好きな音楽の根底にあるのはフォークソングだ。『かぐや姫』や『海援隊』や『吉田拓郎』や『アリス』である。そして、そのフォークソングのさらに根源である民族音楽なんかも含まれている。もちろんコレは曲だけでなく、歌詞もそうである。

オレがそれらの曲と出会ったのかは、おそらく物心が付く前。両親の影響である。オレの大嫌いな親父はフォーク全盛時代に青春を過ごし、オレの叔父さんは『かまやつひろし』と一緒にギターを弾いたことがあるらしい。そんなわけで多分童謡感覚で聞かされていたのだろう。もちろん当時の記憶は無い。だけどオレが中学に入ったときに別ルートでフォークソングに出会ったときに、炎天下を走り続けた後のソルティライチぐらい体に染み込んでいったのはこの下地があったからだろう。

記憶にある最初の音楽は、祖父の聴いていた演歌と、兄や姉が聞いていたアニソンである。北島三郎や山本譲二を聞きながら、ドラゴンボールや戦隊物を聞いていた。知っての通り、影山ヒロノブは『レイジー』のボーカルである。ここでオレはハードロック。そしてメタルと出会っていた。

自分で音楽を聞ける様になって最初に嵌った曲は、『チョコボのテーマ』だった。FFⅤだったと思うんだが、兄貴がプレイしているのを聞いて素敵過ぎたので、意味もなくチョコボで走りまわさせてもらったのを覚えている。同じ時期にドラクエも兄貴はやっていたが、とにかくFFの音楽が好きだった。極めつけはⅥの『仲間を求めて』。もうねコレは、多分生涯オレのリピート再生回数曲No1に絶対君臨し続けるレベルで聞いた。そして自分で始めてFF6をプレイした時に魔大陸崩壊後のフィールド音楽が『仲間を求めて』じゃなかった時の絶望感。そして『仲間を求めて』に変わるあの瞬間。前に此処でプレイ動画を上げていたが、アレほど感動した事はない。そしてデスゲイズを知らずに速攻で全滅させられた事も含めて。その後もロマサガなんかを含めて、プログレとハーモニックマイナーに触れる。

ここまででオレの音楽性は基本的に完成する。

コレに最後のスパイスを加えたのが『筋肉少女帯』だ。筋少によってバンドの持つ世界観を教えられる。そして僕が最も愛すべき物はその世界観だったと気付かされる。

短調でメロディアスなラインに重い歌詞。編曲は変拍子でシンフォニックな重低音。それらを内包したバンドとしての世界観。

この方程式を導き出し、最初に好きになったバンドが『X』だった。ただXの世界観は中二病全盛期から離れてしまうと付いていけなくなり、現在は距離を置いてしまったけど。

後は、苺も犬神も八十八ヶ所もその方程式にそったバンドを見つけて来て聞いただけの話。新たにそこに加わろうとしている『スキッツォイドマン』もそうだ。

これが僕の音楽史。

書き出してみてわかるように、その大部分が幼少期(小学生入学前後)に聞いた音楽が根本となり、ぶれる事が一切無いまま今のオレの音楽性となっている。おそらくいつもケンカしている、彼や彼の家では僕と全く違う音楽を幼少期に聞いて育ったのだろう。そう考えれば、オレと兄貴の音楽性がほぼ全くぶれ無い事の何よりの証明になるんじゃなかろうか?

マキシムザホルモンに代表されるように、兄妹バンドは珍しくない。それってこう言う事なんじゃなかろうか?

これって凄い発見であり、とても怖い事な気がする。だって、この幼少期に親や兄弟から聞かされる曲でその後の人生を左右する事になるんだから…。

…もし…もし…オレに子供が生まれたとしたら…オレは子供に何を聞かせるんだろう?

オレは親父の事は大嫌いである。毎日殺意を抱いている。だからこそ…やっぱり『フォークソング』だと思う。フォークギター一本で弾き語ってやりたいよ。

「暮らしてゆこう 遠くで汽笛を聞きながら 何もいい事がなかったこの町で」

意味なんてわからなくて良い。ただ10年後…20年後…30年後…先に「あの時親父は何を思っていたのか…?」そう思ってくれたのなら…。

オレはさ…ダメ人間なのよ。そしてさ…親父もダメ人間なのよ。だからさ…オレの息子は絶対にダメ人間なのよ。

それでも命は続いていく。

その意味をさ…ほんの少しでも残せたのなら、オレの人生悪くなかったと思える気がする。今、オレが親父をダメ人間呼ばわりできる事こそが、ひょっとしたら親父の最大の功績なのかもしれない。

…人生悪くなかったよ。

ありがとね。

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