押しピン

まんこにちんこを入れたい。

誰もバカにする事ができないピュアピュアな本能。

それが僕がギターを始めた理由だった。

しかし、ギターが弾けてもそれを人に見せる場がなかった。だからライブをしようと思った。それも中二病の華。学際で。

更に引きこもりのオレがバンドをしたところで、人気者(まんこ捕獲できない)になれない。

だから、学年の人気者達に土下座に次ぐ、土下座を行い、メンバー加入(対外的にはオレが加えていただいた)して貰い、実行委員会と教師にコネを使って何とか人生初のライブを行う。

もう15年近く前のお話…。

はじめましてこんばんは。

童貞です。

趣味は、PAです。

 

はてさて

そんなわけで先週末、約10年ぶりにステージに上がっていた。

あの頃とは違い、ギターではなく、ベースを持って。

あの頃とは違い、土下座外交をしてではなく、向こうから誘っていただいて。

その辺の詳しい経緯については、5月の記事ジャイアンツの9番バッターを参照してください。

この記事からもわかる通り、最初は乗り気ではなかった。だけど、乗りかかった船を投げ出すほど無責任じゃないし、何だかんだで音楽好きだから、下手でも下手なりに他のメンバーの足を引っ張らない程度に、お客さんに逆に心配されないように、個人的には頑張ったつもりである。

ライブ用の器材なんて持ってないから買い揃えた。バンスコないし、耳コピできないから全部自分で作った。変則バンドでボーカルの音域の関係上、CD音源合わせで練習できないから、その為の練習用音源をドラムから全部一人で作り上げた。

もう一回言っておくが、本当に下手なりに頑張ったつもりである。

ライブ前日は緊張しておしっこ止まらないから、ゲーセン行ってDDRで『渚の小悪魔』をプレイしながら心頭滅却したり、飲めないお酒イッキして、空元気振り絞ったり。

当日は色々あってそれどころではなかったが、それでも出番ギリギリまでメンバーと打ち合わせして、なんとかやり遂げるつもりであった…。

・・・ねぇ~。ほんと…頑張った事が報われる世界ならこの世界から戦争はなくなるのに。

はぁ…。もう本当にげんなり。

書き出しで書いたのも含めて、人生で3度ステージに上がった事があるのだがその全てが真っ黒黒。黒歴史を笑い話にするスタンスの私が語らない程に真っ黒黒。今回も。

はぁ…。

原因がなんなのかを追求すると、それは至ってシンプルである。

一重に目的地が違うんだ。

関わった人間全員が思い描く世界が違っているんだ。それじゃあ…出来る物もできなくなるって…。

はぁ…。

終わった時はもう、このまま死んでやろうと泣き崩れたが、不治の中二病よろしく深夜の街を一人でブラブラ歩いていたらふと思い出してしまった。

初めてのライブの時の頭の中は「まんこにちんこを入れたい」だった事を。

そうか…オレもそうだったんだ。

ライブのステージに上がっていながらも、オレの目的地は子宮だったんだ。

性交は地球を救う。

そう考えると色々あった関係者全員が笑えて来た。人間ってのはそんな物なのよ。僕も含めて。

改めて感じる音楽の難しさ。

改めて知る共同制作者との居心地の良さ。

改めて思うライブへの憧れ。

ワクワクが止まらない。

これにて1つの物語がおしまい。

だけど、またいつの日か…。また10年後かもしれないが、その頃も生きていたら多分音楽をやっていると思うので舞台に上がってみたいと思う。

ご迷惑ばかりかけてすいませんでした。そして、本当にありがとうございました。

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目安箱

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