押しピン

この世にはさ…2つの答えがあると思う。

「鶏が先か、卵が先か」と言う話が分かりやすい例えであろうか?

オレ個人の考えは、どっちも正解である。どっちでもいい。どっちが欠けても物事は完成しないから。そんな事を論じるぐらいならもっと大切な事を追求したい。

しかしだな…最近オレはこの答えがなんなのか、わかってしまった。

もちろん一ミクロンも納得していない。毎日真っ向からケンカしている。

何なのかね…この理不尽な感覚。

「この親にして、この子あり」って言葉にオレは人間の人生を見ている。

オレはもう…憎しみを通り越して、憐れみを抱きつつある。きっとそこまで性格が歪んでしまったのは、そう言った人生だったのだろう。ご苦労様だ。

憎しみは連鎖する。遺伝子は望まずにも次世代に続いていく。だからこそ断ち切る事も勇気であり、正しい判断なんだ。きっと。

死にましょう。

そして、より良い世界が誕生するのです。

 

はてさて

最近オレは『スキッツォイドマン』と『モケーレムベンベ』と『八十八ヵ所巡礼』の事しか基本的に言わない。時々『それでも尚、未来に媚びる』と『レッドアース』と『バックドロップシンデレラ』についても言っているか…。

まぁ…なんだ凄く失礼だけど、オレの興味は「売れているバンド」から「売れていないバンド」に間違いなく移っている。それは一重に売れていないバンドの方が制約が薄く、面白い音楽を追求しているからだ。ライブやSNSでの距離が近いってのも魅力。「オレが応援しなくてもいい」じゃなく、「オレが応援してあげなければいけない」って思わさせる感覚も訳有り人間には強烈なんだよな。

CD一枚(それも500円のシングル)買うだけで、「ありがとうございます」ってメンバー全員から頭を下げられたら、もう何も言えないでしょ?そして、その感覚が良くわかるんだよ。同人誌とかでも売っている人なら絶対わかると思うけど、自分のありったけを人が手にしてくれる喜びと不安が入り混じった、あの昂揚感なんだよな…。

もう…売れているバンドの曲に興味がなくなっていた。それはオレがこの世界に入ったきっかけだった『筋肉少女帯』についても言える事だった。言える事だった。

なんだけどさ…お布施と思って聞いた新譜『Future!』はもうね…桁違いだった。

ハハハ…すげぇよ。そして…オレって、やっぱりオーケンが、このバンドが好きだよ。どれだけ浮気してもこいつらが世界で一番のバンドで絶対に間違いない。確信したこいつ等を超えるバンドは絶対にないって。

正直『エニグマ』の素晴らしさだけで、あらゆるバンドのあらゆるアルバムを超える桁違いのバンドであるんだけどそれについてはもう語る必要もないので割愛するとして、やっぱり最大の魅力は『オーケントレイン』から始まる一枚のアルバムとしての完成度であり、それぞれがそれぞれの世界を持ち寄って作られたどうしようもない筋肉少女帯と言う社会不適合人間が集まったサーカス団の面白さなのよ。

長年やっているとさ、新曲って正直難しい。どうやっても過去の名曲を超えられないし、だからと言って新しい路線を開拓すると古参のファンが去っていく。その軋轢の中で消えていったバンドは数えきれない。最近名前を出さなくなった『とあるバンド』もその被害者だ。

でもさ、それを安々と超えてくるのが、筋少なんだよ。笑ってしまうぐらいありきたりで、食傷気味でくどいんだけど、新しいんだよ。

それを可能にしているのが、時間の流れなんだ。アーティストだってファンだって歳を取る。その歳の取り方は様々だろう。だけど、時間の流れが平等であることは変えようがない事実である。その時間の流れを恐ろしくうまく使っているのよ。

『蜘蛛の糸2章』や『ノゾミ・カナエ・タマエ』を称賛している若人が、『暁の戦力外部隊』を聞くようになるのよ。

『高円寺心中』や『機械』を聞いていた人間が、『ニルヴァナ』を聞くようになるのよ。

笑えるよな。

今回のアルバムの中で一番お気に入りの曲は『エニグマ』ではなく『3歳の花嫁』だったりする。

アホすぎて毒にも薬にもならない曲ではあるんだけど、聞くたびに涙が止まらない。個人的に『生きてあげようかな』のアンサーソングだと思っているんだけど…どうなんだろう?

もうさ、オーケンがニヤニヤしながら「年老いた童貞はこの曲聞いて泣きながら『名曲だ!!』ってレビューするんでしょ?ほんと単純なバカだなぁ~」と言う声が聞こえてくるからたまらないのよ。

全てお見通しされているのが、ムカつくけどコレができるバンドは筋少だけ。だって、筋少と成長してきたのが僕の人生なんだから。

多分さ…『エニグマ』を作れるバンドは探せばいると思う。だけど、『3歳の花嫁』をこのタイミングでオレに届ける事ができるのは筋少だけなのよ。

勝てないよ。あんた等が一番だ。間違いないよ。

ありがとうございます。死ぬまでお小遣い稼ぎ程度に適当にお仕事してください。死ぬまでお布施払い続けますので。

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目安箱

言いたい事が言える世の中でありたい。

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目安箱